ミュージカル ロミオ&ジュリエット(9/4)


ロミジュリ開幕おめでとうございます!
梅芸フライングにより遠征から帰ってきて荷解きしているときに知ったみずたさんのマキューシオがついにお目見え!みずたさんの初日に張り切って行ってまいりました。
しかし組み合わせがいっぱいありすぎててんてこ舞いだよ!公演数多いですが、マキューシオ固定しちゃうと平日マチネ多いし(行けない)、土曜もあるし(もっと行けない)なかなかハードル高いです。私は自分の身の丈にあった範囲で楽しんでいこうと思っています。
ロミオ:古川 ジュリエット:清水 ティボルト:加藤 ベンヴォーリオ:平方 マキューシオ:水田 死:大貫
キャスト看板あったかな。わくわくしすぎて気づかなかったぜよ。
たまたま初日のチケットが下手だったので基本下手にいるモンタギュー家がよくみえました。モンターギュ3人衆(ロミオマキュベンヴォ)は基本キャッキャしてて楽しそうだよ!女はべらせてるけど結局3人なんだよなあという感じ。
個人的には古川ロミオは漫画的で二次元っぽい。一幕なんてジュリエットと出会って、恋に落ちて、恋しくて出かけていった先のバルコニーでジュリエットが「その名はロミオ〜♪」て歌ってるの聞いちゃってキャッキャしてる。もう完全に幸せの絶頂!って感じなんだけど、かすかに、でも確かに忍び寄る不幸(最初はぼんやりとした不幸なんだけどどんどん「死」へ向かっている)が静かに流れているように見えた。なんだか幸せになれない予感がする。結末知ってるからだろって思ったけど、古川くんのロミオだからなのかなあと思った。
ジュリエットはくるみちゃんで、サイズ的にも古川くんとの組み合わせは良い組み合わせに見えました。初舞台なのに度胸のあるジュリエットだった。儚げかどうかはちょっとおいておくとしてw
さて、マキューシオ。常にケンカっぱやいというか、怒りに素直というか。恨むべくはキャピュレット家なんだろうけど、本質としてキャピュレットというよりも「憎しみ」を植えつけられた「時代」や「社会」を恨んでいるような気がした(印象批評なので違っていたらすみません)。マキューシオって大公の甥っ子なのに中立じゃないのは何なんだろ。このへんの感情の機微が読み取れない私は原作読んで勉強しときます。
マキュソロの「マブの女王」は音がとりにくそうな歌だなという印象。オーブは音響が……てのもあるのかなと思ったけど、二幕頭のマキューシオ対ティボルトのシーンは歌えていたので単純に歌いにくい音域なのかも(遅ればせながらのフォロー)。マキューシオは顔で演技しているというか、威嚇したり、怒ったりしているので目もクワッと開いていたり、小ばかにするように口片側だけ笑っていたりでとっても疲れそう…。「世界の王」では軽快に踊り、技決めてたけど、後ろが長い衣装なので力技でバサッバサと振り払ったりしててとっても踊りにくそう。二幕、決闘の末死ぬところは、席からみにくい場所だったからかもしれないけど、意外とあっさりしていたように見えたので次はもっとしっかりくることにしませう。死んだあと運ばれていくのすごく大変そう(運ぶ人も運ばれる人も)。
最後霊廟のシーンのエメがすごくて「ミュージカルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」という気持ちになりました(いや乳母とご両親が歌うと全部ミュージカル感出るけど)。
カテコで一人ずつ挨拶して横にいるんだけど、みんなが拍手したりしてるのに、それも忘れて舞台の後ろから端から端までずっと見つめていたのがとっても印象的でした。この景色を忘れないで、最後まで走り抜けてくれたらいいなと思ったら少し涙でました。

最後カーディガンを劇場に忘れるというおっちょこちょいかまして「どんだけ浮かれとんねん!」と己を叱責。お友達や劇場に迷惑かけたらあかん!反省!
ほかにもいっぱい書きたいことあるけど書ききれないし、私の文章能力がなさすぎてもどかしい…。とにかく音楽が頭から離れないので早急にハイライトCDをください!!!