舞台「タンブリング」Vol.3

タンブリングなのにACTシアターじゃないから混乱の極み(技名)。
タンブ2は全部1階席で見ていたので初めて後ろからの観劇。タンブリング見るなら後方席も断然ありだと思いました。光の演出もよく見えるし、"団体演技"が見たいなら後方席楽しい。多少距離があるのでセリフがちょっともにょってなっちゃう時もあるけど、それがあってもよかったです。ん?タンブ日替わりあるの?今日みずたさんと壮ちゃんなの?へえー知らなかったなー(真顔)。以下感想。
一幕は馬場やゆうやとヒデ様と浅香くん(マネ)が団体戦に出るために部員を勧誘(るいとトシしそん)。そんなところにかの有名な(ドラマ版の)水沢(トモ)に出会い、少し無茶な手段を使いつつ勧誘、いろいろありつつ加入。だが今度は馬場が家庭の事情で大学を自主退学することになり団体戦に出られなくなった。日々に押し殺され夢や希望を失った馬場に、みんなでタンブリングをすることでもう一度夢に向かって突き進む気持ちを思い出してもらおう!そのためには俺たちインカレで3つバックにチャレンジしよう!そして大会が始まり…という話。
今回は馬場のターン。一幕はおふざけ馬場、2幕はしんみり馬場。まさかの馬場オンステージ。そしてその横にいた後輩のゆうや(※木戸)がかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて×∞幕間は「ゆうやかわいい」をうわごとのようにつぶやく始末。こうやって書くと危ない人みたいだね。まあ似たようなものです。
一幕は笑いが多くて二幕はしんみりのメリハリもあるし、本物の人(って書くとおかしいけど)の演技もなんかもう「どうやってそうなった?!」みたいな複雑な技も多いし見応えのある3時間でした。って3時間かよ!
1幕でゆうやが「(憧れの人からアドバイスもらえたことを)宝物みたいに思ってるみたいですよ」てしそんくんのことをトモに話すシーンがあるんだけど、そこのゆうやに泣いた。なんかよく分からないけど泣いた。BBAハウス!いや、帰らない!
日替わりゲストはトモのおじさんが経営するバーに登場。登場するなり壮ちゃんのアクロバット披露。ものすごいテンションで「拙者は土田と申す!!!」と自己紹介する壮ちゃんと「あ、月野孔太でーす☆」っていつもの軽いやつ。ただのみずたさん。
「僕たち2020年の未来からタイムスリップしてきました!」と予想の斜め上をいく展開でした。おい、時間軸を歪めたぞ!「ロンダートからのバク宙でぶつかっちゃって、そしたらかもめ食堂っていうところの前にいて、そこの人にこれ持っていけって頼まれたんです!」とドラマ版の時に着ていた衣装(レオタード?)を持ってくるっていう役どころ。「かもめ食堂」って言うから脳内にもたいまさこ登場しちゃったよ!(ドラマ版で出てくるお店でした)(まさこ無関係!)。
トモにからむ二人は「タクミズサワですよね!俺ファンなんです!!!」とひとしきり未来の話をした後で「過去で未来の話しちゃうと未来が変わっちゃうんじゃない?」て言われ口ごもる。台本にない方向にすすみながらも(と、アリさん談)、「もう一回同じ衝撃を与えれば元に戻るかも!」といいながら、背倒立、鹿倒立をただただ披露。壮ちゃんは安定でしたが、みずたさん鹿倒立でぐちゃってなってて危なかったです。気をつけて…(婆は心配性!)。最後は「あ、ここ6年後駐輪場になってますからあ!」と履き捨てて退場。

突然行くことにしましたが(ほんとにな!)楽しかったので観劇できてよかった。そのあとゆうやが大阪公演で怪我をし降板してしまったけど、私の中ではあのセリフが輝いています。どうかまた元気な姿が見られますように。