プレイスター

プレイスター見てきました。スペースゼロなら一人でも行けます(自慢げ)。ただ中の座席が自由に配置できるので毎回「このあたりかな?」と思い描いた席につこうとするとだいたい見当違い。いつか「うっかり誤着席」やりそう。……やったことあるけど(自慢にならない)。
今回はロビーに飾られていた花を二度見したところから始まりました。最初からクライマックス。
高木万平様 おとうさん・おかあさん より」
Σ(゜Д゜)
幼少の頃デパートの上で見た特撮ヒーローピンキーに憧れ、特撮に出たくて役所を目指しているがなかなか仕事がないない銅座(瑞樹さん)が友人の脚本家(まんぺ)と演出家(津田さん)と勝手に「プレイスター」というヒーローをつくりあげる。三人で街で勝手にヒーロー活動をしていたところ、ひょんなことから道ノ尾社長(若すぎる)の麻薬顧客データ入りのUSBを入手してしまい、悪の手先に追われて大変なことに!さあどうする!というお話。
うつみくんは今回満を持して悪役。道ノ尾コンツェル社長(若すぎる)。道ノ尾コンツェルは表向きはクリーン商品を売り社会的地位を確立。一方ではドラッグを輸入し、それを政界などお偉方(「おえらがた」で噛みそうになる社長)に売ることで巨万の富を得、警察上層部には金を握らせ逮捕の道は絶つという「いくらなんでもその若さでそこまで悪知恵働くとか育ちを疑うぜ」というブラック企業のボスです。社長(若すぎる)のSPが西(大樹さん)。プレイスターに大事なデータを盗まれてしまい取り返すために追っ手を差し向けてさあどうなる?という。話の本筋を主役(プレイスター)側からでなく、悪役側からも書いてみた。
道ノ尾社長にスーツの仕立てが悪くて「本当に社長なの?」疑いのまなざしを向けてしまいました。でも「まあ若いし…」ということで無理やり納得。うーん、総じてサイズがあってない!ズボンがゆるい!
登場そこそこに演説長台詞だったのでそっと見守っていると、「傘下」をちゃんと「さんか」と読めてて安心(番宣で出たユーストで「かさか」と読んだとばらされていた)。
社長は普段は穏やかなのに笑顔で拳銃をつきつけたり、目を見開いてみたりなかなかの悪。個人的には西の移動がムーンウォークなので\いそげ!/と声を荒らげるところが好きでした。終盤になるにむけ余裕がなくなるとちょっと声が大きくなっているところとかよかったです。しかし社長はせっかく数々の網を潜り抜けて密輸入したドラッグなのに、動物のようになってしまう「アニマル」チョイスするとはどういう了見でしょうか。曰く「すべからく快感が続く」らしいけど(「すべからく」も噛みそうになる社長)ネーミングですっかりドラッグのイケナイ感が減少。ですが、無理やり飲ませて猫っぽくなってしまった稲佐(倉貫くん)をあやす社長が可愛かったのでもうずっと「アニマル」輸入しとけよ!と思いました。
社長はうっかりボーイらしいので(正気を取り戻しつつある稲佐に気づかずにふいに顧客データ入りのUSBを盗まれてしまうし。ていうかUSBに顧客データ入れないで!)入社して社長をとめたいです。USBはだめだよって。なのでエントリーシートください。
途中、下園さん(女性)のアクションシーンがちょうちょうかっこよくて震えました。ちっちゃくてかわいい。憧れるわあ(不肖の方がどう考えても年上だけど)。アクションシーンもあったりしてコメディタッチでストーリーも面白かったです。ドラッグだなんて物騒だけど、社長が計らずゆるキャラなので(USB…)(根に持つタイプ)重たくなりすぎず、特撮っぽく楽しめました。プレイスターの変身前口上がまた見たいです。長いので敵がセリフを待ってくれない。バラードのように眠れ。
そういえば久し振りにまんぺ見たけど、しんぺとの違いが全然わかりませんでした。チップとデールの見分けもできない私には高木兄弟はハードル高い。おとうさんおかあさん、お花と一緒にヒントもください。