ミュージカル「Dream High」

ドリハイおつかれさまでした!
仕事終業後にダッシュで駆けつけたところ、意外と早くついてしまい余裕でご飯食べてから観劇できました。新国立劇場自体初めて入ったけど、中劇場に関しては客席の間が広くて足伸ばせてすごい楽。後から入ってきた人がいても座ったまま通り抜けてもらえるレベル。前方席はフラットだけど(7列目から段差)列ごとにジグザグになっているので(伝わるかしらこれ。なんていえばわからずジレンマ!)見やすい。あと音がよく響くので、客席でのお客様同士の「キャー!○○ちゃん久しぶりー!」とかも俄然響きますw
内容に関しては、十数話で完成しているドラマを2時間半に収めるのはちょっと無茶だった感も否めないかな。水田さんのやったグクは終始悩んでるんだけどそのへんの描写が薄くてただのめんどくさい人になってた(笑)!インタビューで「俺ならこんなに悩まないな〜(笑)!」と言っていたのも納得。あとはジョーイくんの演じるジェイソンもももうちょっと掘り下げてほしいかな。女子の中ではピルクスが俄然好み!かわいい!お歌上手!><
それにしても劇中にドアを開けるしぐさがやたら多い(SE付き)のと、みんなが悩んでいる時に全身白い衣装を着た女子が踊る・・・ていうのがとんでもなく既視感。これは見まごうことなく舞台版タンブ…(演出家が一緒)。ちょっとおなかいっぱい感は否めませんが、最後のショーケースのセットの豪華さとライブで少し救われた気分。DVDにはならないらしいのでもう見られないけど、踊ってるところが見られて良かった。
二幕最後10分くらいが「今年最後の盛大なショーケース」でライブ形式。軋轢があってバラバラになっていたみんなが一つになって出場するんだけど、そのショーケースがスタートした途端「ああ、きっとこれがやりたかったから新国立劇場なんだ…」と思いました。今までは鉄筋のようなものがいろいろ組まれていてそこでずっとストーリーは進んできた。だけどショーケースになった途端、そのセットが全部床ごと持ち上がり(客席どよめく)、後ろから照明浴びてシルエットだけになった状態でせり上がってくる。そこからスタート。これか!と膝を打った。この演出やダンスシーンは楽しそうだったし、衣装もかっこよかったので、二幕全部ショーやってほしかったっていうのが本音(゚∀゚)