宝塚雪組公演「Shall we dance?/CONGRATULATIONS宝塚!!」

今年最初の観劇は宝塚でした。NEW WORLD!!!
気づいたらヅカヲタになってたお友達が東京まで雪組見にくるというので、「時間あったらご飯でも食べようね」なんて話していたのに、気づいたら一緒に宝塚劇場にいました
……というのは、若干嘘で自分でチケット取りました。やる気満々じゃねーか。せっかくの機会だし、宝塚100周年だし!!(言い訳がましい)本当はほかのお友達と連番しようかって話してたんだけど、連番では取れなくて結局バラでとりました。席着いたら縦連番だったけどね!(偶然)初心者は黙って後ろから!というわけで、B席で観劇。

Shall we dance?」は冒頭からダンスパーティーのようなシーンから始まるのだけれど、後ろ(上)から見ると娘役のみなさんがターンするとスカートがきれいに広がって円状になるのです。とっても素敵!これが宝塚が衣装にかける力(というかお金と時間)なのかと思いました。
冴えないおっさんがダンスを習い始めて紆余曲折あったけどハッピー!なストーリーだけど(相当はしょりましたけど)、トップスターがやっているのでぜんぜん冴えてる。ヘイリー衝撃の冴えっぷり。
ダンスシーンはもうきれいの一言!「自分がきれいに見えるポイント」を心得ている。エラさん美しすぎる(男役の方が女装してると聞き二度びっくり)。ダンス大会かなんかのシーンでたくさんの人が一緒に踊ってるシーンも全員綺麗でした。ラテン系のアフロ被ったりしていた方(映画版だと竹中直人さんがやっていた役)が手足長いのにキレッキレで、なおかつ恥ずかしげもなくずっと濃い役でやっていて、途中だらけそうになるところも笑いを誘ってました。ドニーありがとうドニー!
お友達の推しアルバート役の未涼様は歌が上手で、大劇場公演を休演されたとは思えぬダンスでした。幕間に「まっつさん歌上手だね!!」て言ったら「ありがとう!!!」て言われたw推しを褒められると「ありがとう」て言うのはだいたいどこも共通っぽいw
舞台装置は電車が通るところとか、エレベーターの扉が開くところとか印象に残ったなあ。最後にヘイリーがエラに「Shall we dance?」て言うんだけど、その言い方がもうなんかわからないけど……じーんときました。そして終演。一時間半はや。
幕間に「まじなにあれ」「3500円で見ていいなんておかしい」「見やすいおかしいB席安すぎる」と騒ぎ30分あっという間。
ショーの「Congraturations宝塚!!」はタイトル通り、ずーーーーーーーーーーっとお祝いしてるの!一回しか見てないのにまだ歌えるわ。もうね、豪華絢爛猫まっしぐらな「どうですかーーーーお客さんーーーーーっ!」て感じでもう「わああ!すごい!なにこれ!」て言ってたら終わってた。最後の最後、大階段降りてくるとき、階段上の方の登場は流石にB席からは見えないんだけど、羽しょった影だけ見えててもうわくわくがとまらない。「くる…くる…くる……キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」という盛り上がり。羽の素材がすごく気になる。なんだか手触りよさそう。約1時間踊り歌ってあっという間すぎるショーでした。コングラッチュレーションの多幸感はんぱない。おめでとう!もうそれでいいじゃん!!
Shall we dance?」は初心者にも分かりやすいストーリーだし、ダンスも随所にあって華やかで初観劇には良かったかなって思いました。全体を通して「宝塚を!私は今!見ています!!」という感覚があって(いや実際見てるんだけどw)劇場に来て観てよかったなと思いました。やっぱり劇場に「行く」のって楽しいよね。DVDはDVDの、生には生の楽しみがあって、私は断然生の楽しみを重要視しているのかもしれない。
端から端まで手を抜く人がいないすばらしいプロフェッショナルな舞台、宝塚。これは楽しい。キラキラのアトラクションみたい。なので細々と気になる演目の時は見に行くことにしました。泥沼にならない程度に。次に行きたいのは花組ラスト・タイクーン」と「エリザベート」。
※おまけ
この感想書いてから公式ホームページの人物相関図見たら、登場人物の名前全部間違えていたのであわてて書き換えました。ロバート(○ヘイリー)とエメ(○エラ)て誰なの?カタカナに難あり更新中2014!